▼次女、三女が生まれたらどうしたらよいでしょうか?▼

ひな人形はその子供の成長と幸福を祈るお祝いの人形で、赤ちゃんの身代わりとなって厄を受けているのですから、基本的には一人一人のお守りなのです。神社のお守りを割って二人で分ける事はしないのと同じように、母親のひな人形を譲り受けたり姉妹兼用にするのは本当は、おかしな事なのです。次女、三女にも、それぞれのひな人形でお祝いする事が望ましいのです。


▼おひなさま各々の説明をして下さい?▼

親 王■
お殿様、お姫様が親王台の上に座っています。三方を真中に置き後ろに屏風、両脇にぼんぼりを飾ります。お嬢様の健やかな成長を見守っています。
三人官女■
儀式の時、杯を使ってお酒を回し飲みする式三献の給仕役です。中央に座っている方が女官長で三方(島台)を持っています。
五人囃子■
宴を盛り上げる能の囃し方、向かって右から謡、横笛、小鼓、大鼓、太鼓と左に行くほど音の大きな楽器になります。
随 臣■
親王様を護衛する武官で左手に弓、右手に矢を持ち征矢を
背負っています。向かって右が左大臣で学問を司り、左が右大臣で武術を受け持っています。

三人仕丁■
宮中の雑役を勤める人たちです。三人上戸といって、泣き顔、笑い顔、怒り顔をしていて、人間の喜怒哀楽を表しています。


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